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発掘の成果が報告書にまとめられ、出土品が展示されます。
この下之郷遺跡も素晴らしい成果があり、国指定の史跡になりました。
発掘の成果を聴き、出土品を見て、私たちも感激し、胸が躍ります。

素晴らしいのは、それだけでしょうか？

結果としての成果だけでなく、そこに至る発掘のプロセスにも、面白く、感激する話があります。
発掘の過程では、苦しいことや辛いこと、地権者や周囲との軋轢もあったことでしょう。
発掘に携わった人たちのねばりや細心の観察の結果、見つけた発見もあり、それはなににも勝る喜びであったと思います。
あまり表に出ることがない、これらの過程を「発掘物語」としてまとめます。
今、まとめる予定の話は次の通りです。

• 　大規模環濠の発見
• 　弥生のタイムカプセル
  　　　自然科学分析との出会い
  　　　黄色い籾から新発見
  　　　フナを加工処理していた
  　　　世界初！メロンの果肉
• 　大型建物が林立？
• 　なぜココヤシが？
• 　まだ眠っている宝物

これらの内容は多くが過去のことであり、聞き取り調査が必要です。
まとめるには時間がかかるので、纏め上がったものから発信していきます。